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起業 マーケットイン プロダクトアウト

マーケットインとプロダクトアウト

起業,成功,起業家,マーケットイン,プロダクトアウト 2016/3/21 

 

一度でも起業を志した方であれば、「マーケットイン」「プロダクトアウト」といった言葉は耳にしたことがあるかと思います。

 

もはや説明の必要などないという方も多いでしょうが、簡単に触れておくと、どちらの言葉も、商品やサービスを提供する上でどのような姿勢でそこに向き合うかという概念のことです。

 

「マーケットイン」というのは、マーケットすなわち市場(=消費者)が必要とする商品やサービスを作り、提供しようという考え方。

 

「プロダクトアウト」というのは、例えば特定の技術を持っていればその利用を優先し、提供するプロダクトすなわち商品やサービスを、それに合わせて作り出すというもので、つまりは、提供する側の都合や発想で作ったものを提供するという、いわば、プロダクトがまずありきという考え方です。

 

言葉にするとどうしてもこのような説明にならざるを得ません。

 

額面通りに読み取れば、「マーケットイン」は言わずもがなの内容であり、「プロダクトアウト」は、ともすれば提供側のエゴや独善的な態度が感じられる芳しくないものであるとの印象を受けることが多いでしょう。

 

そのため、この話題に言及する際は常に、「マーケットインこそ商売の真髄であって、プロダクトアウトは提供側による都合が良い考え方に過ぎない」といった印象を植え付けてしまうのではないか、といった懸念が付きまとうものです。

 

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マーケットイン歓迎の風潮

実際、過去には「プロダクトアウトではなく、マーケットインこそが正しい」「顧客が必要としているものを提供してこそビジネス」「必然的に売れるものが良いものに決まっている」といった考え方が世間一般に浸透し、あらゆる企業が一斉に「プロダクトアウトからマーケットインへの発想の転換」といったことを謳い始めた時代もありました。

 

そして、消費者を始めとするマーケットも、その風潮を大歓迎で受け入れたのです。

 

今でこそ、その風潮は落ち着いてはいますが、それでも「お客様は神様です」的な極端なマーケットインがまかり通っている業界や地域は、未だに少なからず存在しています。

プロダクトアウトから生まれるもの

そこで危惧されるのは、極端なマーケットインがまかり通ることにより、新たな価値や斬新なイノベーションがもたらされる機会が失われているのではないか、ということです。

 

実際、上述したマーケットイン隆盛の時代においては、企業が新たな商品やサービスを創造するといった価値観が、ともすれば軽んじられる傾向すら大いにありました。

 

しかしながら、マーケットは得てして、本当に欲しいものや自らに役立つものを明確に知っている訳ではなく、それはプロフェッショナルである提供側(企業側)が提示することで、初めて認識されることが多いのです。

 

つまり、新たな価値や斬新なイノベーションは、とかくプロダクトアウトの考え方から生み出され、その結果としてマーケットに受け入れられるということが、往々にして起こっているのです。

 

それは、日本がマーケットイン隆盛の時代であった時も、アメリカやヨーロッパなど海外に目を向ければ、多くの企業がプロダクトアウトを実践することで支配的となっていたことからも分かります。

 

iPodやiPhoneなど、画期的・革新的な商品を次々と世に送り出すことで瞬く間にトップ企業にのし上がった、当時スティーブ・ジョブズさんが率いていたアップルなどは、その代表的な例と言っていいでしょう。

 

その後間もなく、それら海外企業が日本市場に次々と参入し、凄まじい攻勢をかけることで、名立たるメーカーを始めとする数々の国内企業が大変な苦戦を強いられることになったという事実は、多くの方がご存知の通りです。

 

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プロの姿勢としてのプロダクトアウト

起業家の皆様におかれましては、新たな価値や斬新なイノベーションを生み出すプロダクトアウトの考え方を、積極的に受け入れて、実践することを推奨します。

 

もちろん、マーケットインが悪いということではありません。

 

どちらが良くてどちらが悪いとか、どちらが正解でどちらが誤りといった問題ではないことは、言うまでもありません。

 

市場には波や揺り戻しがあるのが常であり、その時々でその潮流に合わせて応変に対応する必要があるとも言えます。

 

ただ、繰り返しになりますが、「新たな価値や斬新なイノベーションは、プロダクトアウトから生まれる」ということ。

 

起業家たるもの、これを頭の片隅に置いておくことで、決して損にはならないかと考えます。

 

ここでいうプロダクトアウトは、提供側のエゴや、ゴリ押しとは全く異なるものです。

 

顧客やクライアントが本当に欲しているものは何なのか、自身にとって本当に役立つものはどういうものなのか、その気付きを与え、認識していただくための、プロフェッショナルとしての姿勢なのです。

 

 

 

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